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「活字で作った和室の庭」 新宿の区施設が話題、実は地場産業に関連 寄贈した現役の活字店主に聞きました(withnews) [ニュース]

http://rdsig.yahoo.co.jp/rss/l/headlines/sci/withnews/RV=1/RU=aHR0cDovL2hlYWRsaW5lcy55YWhvby5jby5qcC9obD9hPTIwMTcwMzE0LTAwMDAwMDA2LXdpdGhuZXdzLXNjaQ--

 東京都新宿区の施設「榎町地域センター」がツイッターで話題になっています。館内には、地域住民が使うためのホールや会議室がありますが、その中の一つである和室内にある坪庭が「活字」でできているのです。なぜ活字だったのか? 事情を知る現役の活字店店主に話を聞きました。

【画像】拡大画像はこちら。得・理・贈……等々数え切れないほどの文字が。活字を作る機械や原料の鉛も紹介

活字って何?

 今月11日、ツイッターに投稿された坪庭の画像。一見すると石を並べた普通の坪庭のように見えますが、よく見るとほとんどの部分が小さな活字で作られています。この投稿に対して「すごい」といった驚きの声が寄せられ、リツイートは4500を超えています。

 活字とは、金属製の字型のこと。かつての新聞や本などはこれらを組み並べて活版をつくって印刷していましたが、より簡単に早く印刷する技術が開発されたことで、見かける機会はほとんどなくなりました。

 平成14年4月に今の場所に移転してきた榎町地域センター。その際に坪庭がつくられたそうですが、詳しい事情を知る職員はいませんでした。代わりに紹介されたのが、近くにある「佐々木活字店」の佐々木精一さん(75)。坪庭用に活字を寄贈した人です。

活字店主に聞きました

 「センターが新しくできるってことで『何か地元らしさを感じられるものはありませんか』と声がかかり、うちで使っていない活字を寄贈したんです。できあがったものを見た時は、こんな使い方もあるんだなぁってビックリしましたよ」

 もともと榎地区では印刷業が盛んだったそうです。佐々木さんも父の跡を継いで活字づくりをしてきましたが、最近では印刷業の方がメインに。それでも「やっぱり活字の味がいい」と依頼してくるデザイナーが少なからずいるそうです。

 店の1階部分にはいくつもの棚が並んでいて、それぞれに活字が収められています。その数は約5000~6000文字。2階に上がると活字を作るための機械や、もとになる型、原料となる鉛などが並んでいました。

 活字づくりは息子に任せて印刷に専念しているという佐々木さん。ネット上で活字の箱庭が話題になったことについて、「活字の時代は終わったのかなと思っていたので、驚いています。でも、やっぱり活版にしか出せない味があります。使いながら文化として残していけたら嬉しいです」と話します。

 ◇ ◇ ◇

 榎町地域センターによると、和室は利用者最優先ですが、対応可能な場合は見学などもできるそうです。詳しくは管理運営委員会事務局(03-3202-8585)まで。

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